「ガリバーの宇宙旅行」ビデオより |
さすがにテレビ番組を録画したVHSのテープは
取っておいても痛むのでは?
と…K氏にダビングを勧められたけど
まあ…これはこれで良いかな…?
昭和40年の東映 長編アニメです
どんな作品であれ
東映の 劇場用 長編漫画映画が見られるなら!と
喜んで母に連れられて行った覚えがあります
一番のお気に入り「わんぱく王子の大蛇退治」(昭38年)
は 傑作だからか 小学校の体育館でも見たような気がしますし
何度か見た記憶があって
お話も憶えていました
あの映画の事を「すさのお」見る?とか…って
話していたので かなり大きくなるまで
私は「わんぱく王子の…」じゃなくて 「すさのお」という
タイトルだと思っていたのでした
さて「ガリバーの宇宙旅行」ですが
「希望の星」に行く冒険のお話です
私は すさのおに似た この少年に会えるだけでも
けっこう満足なのです
この顔の系統は テレビアニメで言うと
「風のフジ丸」なんかも似ています
そして フルアニメで絵が動いているのを見るのが
大好きだったのです
お姫様は体がパカンと開いて 中から 人間の女の子が…
宮崎駿さんの提案だった…という話は
このアニメが語られる時 よく出てくるエピソードのようです
(本当はもうひとつ 落ちがありますが^^)
ここはちょっと ホルスとヒルダを彷彿とさせるでしょうか
( ↑ 太陽の王子ホルスの大冒険 S.43年)
この作品は あまり人気が無かったらしいのですが
子供の頃の私は 上に書いたような理由から
喜んで見に行っていたと思います
そして
この登場人物が描いてある メンコをもらって帰ったのを
憶えています♡
劇中劇?の嵐のシーン、大人でも引き込まれてしまう表現ですね。
近頃のCGの表現力にも驚かされますが、
比べるのはもはや意味のないことかもしれませんが、
やはり、別物ですね。
お姫様がパカンと開いて美少女が・・・
なんとも駿さんらしい(*^^*)
予告編らしきものを、外国の方がアップしているものもあったのですが、
英語の中に「アストロボーイ」と言っているのが聞き取れました。
アストロボーイって、アトムのことですよね?
あの嵐のシーンの波の表現、見ものですよね!
手描きの作業と思うと、波も表情豊かに思えてきます。
でも、予告編だけみても、「わんぱく王子…」の方が断然見せ場が多くて、力を挙げて作られていたことがわかります。
「ガリバー…」はちょっと弱かったみたいです。
お姫様の件は、納得のいくものを作りたい、という情熱がほかの人にも伝わって意見が採用されたのでしょうね。
予告編の時の英語、tamaさん、よく聴いてますね~!
私も聞いてみたのですが、そうそう、ポピュラリティーオブアストロボーイ…とかって聞こえるような…。
その後は、ガリバーのあらすじのことを言ってるみたいだったけど…何だったのかしら???
それにしても、外国の方がよく、古い日本のアニメに関心を持って投稿などしてくれて…嬉しいですが、日本人にも、もっと見直してほしいなあ。